- 公共工事(土木)
那覇大橋下部工工事(H28-1)
平成29年10月竣工
那覇市中心部と南部地域を結ぶ重要な橋のひとつである那覇大橋は、老朽化や車線及び歩道の幅員が狭小で現行基準を満たしていない状況で架け替え(2011年度着手)となり、2017年1月にP3橋脚を当社が受注致しました。
工事はRC橋脚で基礎部はニューマチックケーソン基礎工法という特殊工法の施工でした。同工法は、ケーソン基礎を構築しながら圧気工法により同基礎を掘削沈下させ、所定の支持地盤へ定着する工法で、圧気により周辺区域(施工箇所から半径1kmの範囲において)に酸欠等の影響を及ぼさないかの調査(井戸、地下室)を行い施工しました。
また現場周辺はラムサール条約指定湿地区域にあり、約200種の野鳥のほか、様々な動植物が棲む区域となっているため、濁水の流出防止など、様々な環境配慮の対策が施されました。
ニューマチックケーソンについての説明動画を是非ご覧ください。
施工担当:Y
所在地 | 那覇市古波蔵~鏡原町地内 |
---|---|
発注 | 沖縄県 土木建築部 |
設計 | - |
施工 | ㈱丸元建設 |